髭ってなんのために生えるのでしょう?生える理由はあるのでしょうか?
濃いヒゲが伸びてくると毎日剃ったりしないといけないし面倒ですよね。
大人になるとなんで髭が生えてくるのか?
それは「性ホルモン」が原因で生えてきます。子供から大人になる過程で性ホルモンが増加するから。
また、歴史をさかのぼると大人の男性に濃いヒゲが生えてくるのには意味があったんです。
女性は薄く、男性は濃く、髭が生える理由について詳しく解説していきますね。
男性が大人になると髭が濃く生える理由
男性は思春期から大人になるにつれて髭が生えてきます。
他にも脇毛やスネ毛などの体もも濃くなり、体には筋肉がついて骨も太くなり声変わりもします。
男性ホルモンの増加
大人になると髭が生えてくる理由は、「性ホルモン」が影響しています。
男性は思春期から大人になるときにこの性ホルモンが急激に増加して、髭が生えてきたり濃くなったりします。
髭や体毛を生やしたり声変わりなど、男の子を男性らしくするホルモンを男性ホルモンといいます。
同じように、女の子を女性らしくするホルモンを女性ホルモンといいます。
女性ホルモンによって女の子は、骨盤が発達したり、体全体が丸みをおびたりしてきます。
男性ホルモンの影響は髭に現れる
男性ホルモンは体毛を濃くする働きもあるので、子供のころは産毛だった髭も大人になるにつれて濃い髭に変化していくんですね。
10代の成長期の頃から髭や体毛が伸びはじめ体つきが変わりはじめるのですが、髭が濃くなるタイミングは早い人もいれば遅い人もいます。
髭の濃さには個人差がある
ヒゲが濃く生えてくる時期は個人差があるんです。
中学1年生から髭が伸びてきて濃くなる人もいれば、高校生3年生くらいでやっと髭が生えてくる人もいます。
髭を生やす男性ホルモンが増加するタイミングは個人によって違いますが、おおよそ20代前半くらいで落ち着いてきます。
思春期の頃にヒゲが生えてくるのが早かった人は「なんで自分だけ?」と悩んだりすることもあると思います。
でも大人になればみんな髭が生えてくるので、あまり深く悩まなくても大丈夫です。
どうしても生えてくる髭が気になるようなら今は脱毛という手段もあります。
女性より男性の方が髭が濃く生えてくるのはなぜ?
男性の方が女性よりも髭が濃く生えますよね。その理由についても掘り下げていきます。
女性よりも男性の方がヒゲが濃い理由
女性よりも男性に濃いヒゲが生えてくるのは男性ホルモンが多く分泌されるから。
というのは先ほどもお話したのですが、なぜ男性の体でヒゲが生える必要があったのでしょう?
それは大昔の時代からの男性の役割が影響しているのではないかと考えられます。
男性のヒゲが濃いのは歴史的な背景もある
なぜ男性に髭が生えるようになったのかというと、諸説あるのですが、大昔の時代からの役割からきているものだともいわれています。
大昔の時代には、男性は狩りに出て、女性は採集をするという歴史があります。
日本昔話でも男性のおじいさんは山へ芝刈りに、女性のおばあさんは川へ洗濯にっていいますよね。
男性は狩りにいくということは外的な刺激も多く、顔を守る必要があったのではないでしょうか。
生えた髭で顔がおおわれることによって顔が守られます。
女性もヒゲが生えてくる場合もある
髭が生えてくるのは男性にかぎったことではありません。
女性であっても髭が生えてくる可能性があります。
なぜなら、髭は男性ホルモンの働きによって生えてくるのですが、女性の体内にもわずかに男性ホルモンがあります。
その女性の体内にある男性ホルモンの働きが強くなると髭が生えてくることもあるんです。
お笑い芸人である南海キャンディーズのしずちゃんは、ボクシングを始めてから髭が生えてきたそうです。
ボクシングで戦うことによって体内の男性ホルモンが増加したのかもしれませんね。
女性でも髭が生えてくることがあるのはなぜ?
女性でも髭が生えてくのには様々な要因があります。
もし女性の方で髭が生えてきて悩んでいるなら、どれかに該当していないかチェックしてみてくださいね。
・ホルモンバランスの乱れ
・ストレスや不規則な生活
・交感神経が優位になる
・毛抜きで抜いているカミソリで剃っている
ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスが乱れると、女性でも男性ホルモンが優位になることがあります。
それによってヒゲが生えてきたり、体毛が濃くなったりします。
主な原因は「加齢」や「ストレス」、「不摂生な生活」などがあげられます。
ストレスや不規則な生活
強いストレスがかかったり、ストレスをため込むと免疫力が低下し、女性ホルモンの低下になることがあります。
また不規則な生活もホルモンバランスを崩してします要因です。
食べ過ぎ飲み過ぎや拒食、睡眠不足などでホルモンバランスが乱れるとヒゲが生えてくることも。
交感神経が優位になる
人と競争したり、仕事が忙しすぎたりすると交換神経が優位になります。
好感神経が優位になるのが続くと、男性ホルモンの割合が多くなりヒゲや体毛に影響します。
過度に仕事や競争をしていると感じたら、リラックスして休息する時間もしっかりと設けたいものです。
毛抜きで抜いている、カミソリで剃っている
顔の産毛が気になるからといって、毛抜きで抜いたりカミソリで剃ったりを続けているとヒゲが生えてくることもあります。
カミソリの刃が肌にあたったり、毛抜きで引っこ抜くことが刺激になり、毛が濃くなる可能性が高まるんです。
そもそも髭はなんのために生えてくるの?その役割
「髭はいらない」と思う方にとっては、なんのために生えてくるの?と疑問に感じますよね。
髭が生えてくる役割は?
髭は何のために生えているのか?その役割ってあるのでしょうか?
ヒゲが嫌いな人からすればいらないモノと思いますが、実は役割がきちんとあるんです。
衝撃から顔を守る
髭の役割は、物理的な衝撃から肌を守るためにあるといわれていて、衣類で覆われていない顔を保護する働きがあります。
今の時代、ヒゲを剃らずにボーボーに生やしている人は少ないですが、仙人のように髭を生やしたら衝撃から肌を守れそうな気もします。
保温や断熱も
髭は保湿や断熱の機能としての役割も担ってくれています。
また、紫外線による肌への刺激からも守ってくれているといわれている。
とはいえ、髭が本当に必要だったのは大昔のこと。
今の時代は安全な世の中ですし、真冬でも真夏でも自宅の中で快適な環境ですごせます。
髭がいらない人は剃ったり脱毛しているし、髭を生やしたい人は整えてファッションの一部となっています。
まとめ
髭が生える原因は、思春期から増加する男性ホルモンの影響です。
生える理由は、外的な刺激から身を守るためだったんですね。
髭が必要だったのは大昔のこと。
現代では髭はあまり必要性があるものではなのかもしれません。
濃い人が剃ると青ヒゲになるし、伸ばしっぱなしの無精髭は女性ウケもあまりよくないですし。
その場合は脱毛をしてスッキリさせるとかなり楽になります。
ファッションでおしゃれに髭を生やすのはあり。
その場合にはキレイに整える処理をした方がよさそうです。
髭が生える理由についてお伝えしてきました。
最後までお読みいただきありがとうございます。