剃っても青髭になってしまう…。原因はなんなのだろう。
青髭になる原因は?剃ると濃くなるの?
濃くなったヒゲを薄くする対策はあるの?
青髭の原因をきちんと知ることで適切な対策がわかります。
今回は「青ヒゲと髭が濃くなる原因」について掘り下げて解説していきます。
記事後半には「髭を薄くする対策」についてもお伝えしますね。
ぜひ最後まで読んで、髭との向き合い方の参考にしてみてください。
青髭の原因は?顔の青みが気になる
剃っても気になる青ヒゲ。毛は皮膚の中にも埋もれているんです。
剃っても青髭になってしまう原因は?
青髭になる原因は、皮膚の中にある髭が透けて見えることから起こります。
ヒゲを剃ると毛穴の外に出ている毛は除去されますが毛穴の中は残ったまま。
毛穴の深さは平均的な男性で2〜3mmほど。だからヒゲを剃っても結構な量の毛が毛穴の下に存在するんです。
肌に2〜3mmの伸びたヒゲを想像すると、黒々をした無精髭になり結構ジョリジョリしているイメージが想像できます。それだけのヒゲが毛穴に残ったままなんです。
毛穴のヒゲが皮膚に透けて本当は肌色なのに青く見えるほどなのもわかる気がしますね。
色白だと青髭が目立ちやすい
青髭は色白の人ほどより目立ちます。
皮膚の下に存在する毛が透けて見える状態が青ヒゲ。
毛の色は黒だから、本来なら黒く見えるはずですが、肌の色と合わさって青く見えるようになります。
色黒の人は毛と肌色が近いので青ヒゲが目立ちにくく、色白の人は毛と肌色が遠いので青ヒゲが目立ちやすくなります。
青ヒゲ対策として日焼けをするという方もいるほど。
たしかに日焼けをすると青ヒゲは目立ちにくくなりますが、日焼けのために紫外線を浴びると肌老化を促進することにもなるので推奨できる対策ではないんです。
髭が根深くて太いと青ヒゲに見える
青ヒゲが目立つ原因には色白の他にも、ヒゲの太さと密度があげられます。
青髭になる原因は皮膚の中にあるヒゲが透けて見えることでしたよね。
毛穴の深さが根深くて太かったら皮膚の中にある髭の面積が多くなるのでより青ヒゲが目立ちます。
また、ヒゲの密度が高ければそれだけ青ヒゲが目立ちやすくなります。
要は、髭が濃くなるほどに青ヒゲが目立ってくるんです。
反対にヒゲが薄い方は青ヒゲにならないんですよね。青ヒゲに悩んでいた身としては羨ましいかぎりですが…。
では、なぜ髭が濃くなるのか?ヒゲが濃くなる原因についても深堀りしていきましょう。
髭が濃くなる原因は?
髭が濃くるのには複数の原因があります。
主な原因としてカテゴリー分けすると、「剃る抜くなど刺激によるもの」「ホルモンバランスの乱れ」「加齢による男性ホルモンの増加」「遺伝」があげられます。
<ヒゲが濃くなる原因>
・剃る抜くなど刺激によるもの
・ホルモンバランスの乱れ
・加齢による男性ホルモンの増加
・遺伝
剃る抜くなど刺激によるもの
髭が濃くなる原因には、ヒゲ処理時における皮膚への刺激があげられます。
カミソリで剃ると皮膚に刃をあてることになるので負担がかかる。
また、毛抜きで無理やりヒゲを引っこ抜くことでも毛穴に刺激が加わります。
ヒゲには肌を保護する役割があり、外部からの刺激が強ければ対抗して丈夫な髭を生やそうとするのです。
「最近ではマスクを付け始めてから髭が濃くなった」という話も聞きます。
マスクという外的刺激が増えたこと、口周りの気温や湿度が上がって髭が成長しやすくなったことが考えられます。
ホルモンバランスの乱れ
髭が濃くなる原因として、ホルモンバランスの乱れもあげられます。
男性のヒゲを濃くするのはテストステロンなどの「男性ホルモン」
不摂生などでホルモンバランスが乱れると、正常な範囲をこえて男性ホルモンが過剰に分泌されてしまうこともあります。
食生活の乱れ、喫煙、ストレス、寝不足、過剰な筋トレなどでホルモンバランスがみだれることがあります。
加齢による男性ホルモンの増加
年齢とともに男性ホルモンの量が増えることも髭が濃くなる原因のひとつです。
まずは10代の成長期に男性ホルモンが増加してヒゲが生え始めます。
その後も男性ホルモンの量は増え、20〜30歳にかけてもヒゲが濃くなってく。
そして、40〜50歳で男性ホルモン量はピークを迎えます。
歳を重ねるごとにヒゲが太くなり、生える面積も広くなり、密度も高まっていく傾向にあります。
遺伝
髭が濃くなる原因として遺伝もあげられます。
両親のどちらかと顔のパーツが似ていたりするのは遺伝。もちろんのことですが体毛の濃さも遺伝します。
「両親はヒゲが薄いのに自分だけ濃いよ〜…」という方もいるかもしれません。
両親とも体毛が薄い場合は、祖父母やもっとさかのぼった祖先から受け継いだ隔世遺伝の可能性もあります。
【青髭改善】濃くなったヒゲを薄くするには
剃っても目立つ青ヒゲ。是非とも改善してスッキリさせたいですよね。
濃くなった髭を薄くすることはできるのでしょうか?
濃くなった髭を薄くする方法はいくつかあります。
これまでにお話ししてきた青髭の原因によって改善策がちょっと違います。
まずは自分の努力で薄くする方法からお伝えしていきます。
自分の努力で濃くなったヒゲを薄くする
「剃る抜くなど刺激によるもの」と「ホルモンバランスの乱れ」が原因の場合は、自分の努力で濃くなった髭を薄くできる可能性があります。
ヒゲを薄くする対策は
・①深ぞりをしない
・②ヒゲを抜く処理はしない
・③生活習慣を整える
・④ストレスをためない
①「深剃りを逆剃りをしない」理由は、できるだけ皮膚に刺激を与えないためです。
外部からの刺激が強ければ対抗して丈夫な髭を生やそうとするから、その逆をすることで髭が濃くなるのを抑えます。
②「髭を抜くという処理をしない」のも深剃り逆剃りと同じ理由。
③「生活習慣を整える」というのは、ホルモンバランスを整えるためです。
寝不足や偏った食事など不摂生な生活をしていると、ホルモンバランスが乱れてしまい、髭が濃くなる原因になってしまします。
④「食生活整えたり」を「ストレスをためない」ことが大切。
肉類の動物性タンパク質は亜鉛が豊富で男性ホルモンの合成を促します。またニンニク、ニラなどネギ化の野菜の硫化アリルも男性ホルモンの合成を促します。
焼肉やラーメン、餃子など男性が好きそうなものが当てはまりますね。
逆に大豆は、女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンという成分が含まれていて、男性ホルモンを抑えることが期待できます。
髭を薄くしたい方は、焼肉やラーメン餃子を抑えて、豆腐や納豆などを積極的にとっていくと良さそうです。
自分の努力で髭を薄くできない場合は
髭が濃くなる原因が「加齢による男性ホルモンの増加」と「遺伝」の方は、自分の努力で髭を薄くするのは難しいです。
加齢も遺伝もあらがうことはできないものです。
ただ、対策がないわけではありません。
「脱毛」という方法を利用すれば青髭も濃いヒゲも薄くすることができます。
ひとことで「脱毛」といっても、サロンやクリニック、家庭用脱毛器など選択肢がいくつかあります。
髭が濃い自負がある方は、より確実な「クリニックの医療脱毛を選ぶのがベター」です。
まとめ
青髭の原因は、皮膚の中にある髭が透けて見えることから起こります
濃いヒゲは、外的刺激やホルモンバランスの乱れ、遺伝などが原因。
濃い髭を薄くしたいなら、自分でできることは肌への刺激を減らし食事や生活習慣を整えること。
それでもダメなら脱毛という手段をとろう。手っ取り早いのが脱毛をしてしまうことです。
髭が濃くなる原因を知って、青髭を改善したい方は適切な対策をとってみてくださいね。